固着して回らない蛇口に、お湯をかけることで、回りやすくなることがあります。これは、お湯の熱によって、金属部分が膨張し、固着が緩むためです。しかし、お湯をかける際には、いくつかの注意点があります。ここでは、お湯をかけて蛇口を回す際の注意点について、詳しく解説します。まず、最も重要なのは、「熱湯を使用しない」ことです。熱湯をかけると、蛇口の金属部分が急激に膨張し、変形したり、破損したりする可能性があります。また、パッキンなどのゴム部品が劣化し、水漏れの原因となることもあります。お湯をかける際は、必ず「ぬるま湯(40℃~50℃程度)」を使用しましょう。次に、「お湯をかける場所」にも注意が必要です。蛇口全体にお湯をかけるのではなく、固着している部分、例えば、ハンドルと本体の隙間や、ネジ部分などに、重点的にかけるようにしましょう。また、「お湯をかける時間」も重要です。お湯をかけすぎると、蛇口の周りが水浸しになってしまうだけでなく、効果も薄れてしまいます。お湯をかける時間は、数秒から数十秒程度で十分です。そして、「お湯をかけた後は、すぐに回してみる」ようにしましょう。お湯をかけた直後は、金属部分が膨張しているため、最も回りやすい状態です。時間が経つと、金属部分が冷えて収縮し、再び固着してしまう可能性があります。さらに、「タオルやゴム手袋を使用する」こともおすすめです。お湯をかけた直後の蛇口は、熱くなっているため、素手で触ると火傷をする可能性があります。タオルやゴム手袋を使用することで、火傷を防ぎ、滑り止めにもなります。これらの注意点を守り、慎重に作業を行えば、お湯をかけることで、固着した蛇口を安全に回せる可能性があります。しかし、お湯をかけても蛇口が回らない場合や、水漏れなどのトラブルが発生した場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。