今回は、給湯器の水漏れが発生した場合の、適切な連絡先と、連絡する際の注意点について詳しく解説します。まず、給湯器の水漏れを発見したら、落ち着いて、以下の3つのステップで対処しましょう。ステップ1:給湯器の電源を切り、ガス栓を閉める感電やガス漏れを防ぐため、まずは給湯器の電源を切り、ガス栓を閉めましょう。給湯器の電源は、リモコンの運転スイッチを切るか、給湯器本体の電源プラグをコンセントから抜きます。ガス栓は、給湯器の近くにあることが多く、ハンドルを時計回りに回すことで閉めることができます。ステップ2:給湯器の止水栓を閉める給湯器への給水を止めるために、給湯器の止水栓を閉めましょう。止水栓は、給湯器本体の下部や側面に付いていることが多く、マイナスドライバーなどで回すことで閉めることができます。止水栓が見当たらない場合は、家全体の元栓を閉める必要があります。元栓は、水道メーターの近くにあることが多いです。ステップ3:適切な連絡先に連絡する給湯器の水漏れの原因や、状況によって、連絡すべき場所が異なります。主な連絡先としては、以下の3つが挙げられます。*給湯器メーカーまたは販売店: 給湯器が保証期間内である場合や、給湯器の型番や設置状況などが分かる場合は、給湯器メーカーまたは販売店に連絡しましょう。メーカーや販売店は、給湯器の修理や交換について、専門的な知識や技術を持っているため、安心して任せることができます。ガス会社: 給湯器からガス臭がする場合や、ガス漏れの疑いがある場合は、すぐにガス会社に連絡しましょう。ガス会社は、24時間365日、緊急対応を受け付けています。ガス漏れは、火災や爆発などの重大な事故につながる可能性があるため、迅速な対応が必要です。 賃貸物件の場合:管理会社または大家さん: 賃貸物件にお住まいの場合は、まず、管理会社または大家さんに連絡しましょう。賃貸物件の給湯器は、原則として、貸主の責任で修理することになっています。管理会社または大家さんに連絡することで、修理の手配や、費用の負担などについて、指示を受けることができます。連絡する際は、以下の情報を伝えるようにしましょう。 住所、氏名、連絡先、給湯器のメーカー、型番(分かれば)水漏れの場所、状況、ガス臭の有無これらの情報を伝えることで、業者や管理会社などが、より迅速に対応することができます。